「ヘルプマーク」の対象者は?マタニティマークとの違いは?

2016/10/01


先日、都内で東京メトロに乗ったのですが、たまたま優先席に座っていた若い女性の方のリュックに付いていた赤いタグが気になりました。

タグには白地で十文字とハートの模様がついており、後々調べたところ、それが東京都で実施している「ヘルプマーク」というものだと知りました。

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ヘルプマークとは?

ヘルプマークとは東京都が推奨する「外見では分からないけれども配慮が必要な方」向けのマークのことです。

外見では分からないけれども配慮が必要な方の為のヘルプマーク @東京メトロ

もともとこのマークは、内部障がいを持ったある都議会議員が、都議会に提案したことにより可決されたそうです。また、ヘルプマークの著作権は『東京都』に帰属しています。趣旨に合致し、ガイドラインに従って寸法や比率などを守れば、ポスターなどを作成することが可能です!

ヘルプカードとは?

ヘルプマークが印刷されたカード」のことです。カードには、障害の程度や困った時に助けて欲しい内容などを記載する事ができます
特に、見た目では分からないけれども内部障害をお持ちの方にとっては、援助の仕方などが書いてあると安心出来ますね。

参考動画

http://youtu.be/3k-U3xXtcv4
出典:東京都


ヘルプマークの対象者は?

このヘルプマークは、平成24年に東京都が「外見からは分からないけれども配慮が必要な方」向けに作成したものです。

  • 義足や人工関節を使用している
  • 妊娠初期
  • 内部障害
  • 難病
などとなっておりますが、明確な基準を設けている訳ではなく、提出すべき書類などもない為、誰でももらう事が出来ます。

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ヘルプマークの入手方法は?

先ほど書いた通り、身体機能等の基準を設けている訳ではないため、希望すれば誰でももらえることが出来ます。配布が始まっている自治体に限られますが、お住いの区役所等の自治体に相談すれば入手できます。

参照動画:ヘルプカードって知ってますか?

「マタニティマーク」よりも対象となる方の範囲が広いようです。
しかし私の知る限り、周囲でそのマークのことを知っている人は皆無でした。

妊婦さんだけでなく広範囲に渡って配慮が必要な方の為のヘルプマーク

ヘルプマークの問題点

とにかく認知度が低いという点です。まだまだ導入されている都道府県は少なく、知られていないのが問題です。

電車などの公共の場でマークをつけていたとしても、どれだけの方がマークの意味を理解しているでしょうか。「ヘルプマーク」が周知されていないとうことは、今後電車内などで、嫌な思いをされる方が出てくるのではないかということが懸念されますね。

これまでも「マタニティマーク」を付けていて嫌がらせを受けたといったニュースは後を絶ちません。

かくいうパンダママも、子パンダを妊娠中にマタニティマークをバッグなどに付けていましたが、正直なところ「私は妊婦です、座らせて下さい」と主張しているようで気が引けてしまい、電車内では隠したり外したりすることもしばしばありました。

お腹が大きくなってくると見た目で妊婦だと分かるので、席を譲られることも多くなりましたが、妊娠初期は付けていて席を譲って譲って下さる方がいて助かることもありましたが、「病気でもないのに申し訳ないな」と思うこともしばしば。ありがたいことなのですが。


ヘルプマークとマタニティマークの違いは?

マタニティマークは妊婦に特化したマークですが、ヘルプマークは妊娠初期の妊婦さんから内部障害のある方まで幅広い方を対象としているという点だけです。

編集後記

健常者だから、障害者だからというくくりでなく、困った人がいたら助けてあげる、それがあるべき社会の姿だと思います。

こういった類のマークは、表現が悪いかもしれませんが「免罪符」のように捉えがちなのがちょっと寂しくもあります。

特に電車の中では『席を譲る』とか『優先席にすわる』という行為に目が向けられがちです。

本来の目的は、「万一、私に何かあったらこういった事で具合が悪いのかもしれません、こういう配慮をお願いします」といったことを周囲にいち早く知らせる為の大切なマークですよね。

万が一、救急車を呼ぶような事態が発生したら、なおさら適切な処置をする為に必要な情報となります。
もっともっと社会で正しく認知され、周知されて、お互い様の心で生きられる世の中になって頂きたいものと切に願います。


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-育児, 雑学